社長挨拶
私ども株式会社境野養鶏は、昭和24年の創業以来、採卵用雛の育成を専業とし、農場の近代化、大型化に取り組んで参りまして、現在では年間売上羽数1,000万羽を超える規模にまで成長して参りました。創業者である先代の境野三郎会長が採卵養鶏業の先進地アメリカにおける大規模で企業化の進んだ養鶏事情を視察して以来、弊社はひたむきに育雛業に取り組んで参りまして、今では養鶏業界のリーディングカンパニーとして日本の食卓を支えております。
また、鶏病の対策上、東日本エリアを中心に30ヵ所を超える大規模農場を分散配置し、今では普通になりましたが当時にはなかったわが国初めての農場単位の「オールイン・オールアウト方式」を、衛生プログラムの主軸として採用しました。これは一農場の全鶏舎に水洗と消毒を行うための空舎期間を設けることにより、衛生的かつ万全な環境で新しい雛を受け入れるというシステムです。
弊社の採卵用雛は生産者の求める完全なオーダーメイドでありまして、独自の最良なワクチネーションプログラムに基づき、鶏の能力・性質等を把握し、きめ細かい生産管理を行っております。常に生産者の立場にたって健康で良質な採卵用雛の安定供給を心がけております。こういった姿勢が生産者から信頼され末長いご愛顧を賜っており、日本の育雛ビジネスにおけるオンリーワンとなっております。
今後もグループの総力をあげ、全社員一丸となって日本の養鶏業の発展に貢献してゆく所存でございますので、一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。