去る令和4年6月21日に岡部農場と山王堂農場及びラックセンターにおきまして、新入職員を対象にした育成研修会が行われました。この研修会は今年4月に入社した新入職員9名が約3ヶ月間育雛(いくすう=初生から45日齢までの雛の飼育)の研修を受けてきましたが、本日より約3ヶ月の間、育成(46日齢以降の中・大雛の飼育)研修に入ります。その間の基本的なマナーや知識などを、事前に現場のリーダーから直接教えて貰うというものです。
まずは岡部農場の金井農場長より、育成農場内のマナーやルール、入雛(にゅうすう)から出荷までの流れ、ワクチンの種類や接種方法、目標の立て方など、育成に関する幅広い内容をディスカッション形式で大変分かり易く話してくれました。続いて山王堂農場の佐藤統括長からは、当社の会社組織の基本や業務効率の向上、ワークライフバランスの充実、先輩社員とのディスカッション、求められるリーダー像など、大変興味深い講義内容のもと、受講生は多くの質問を投げかけて大いに盛り上がった研修会となりました。次に鶏舎内において鶏の持ち方の実習をしたあと、最後に、鶏を移動させる時に使用するラックの洗浄・消毒や集中管理をするラックセンターに赴き、大澤ラックセンター長から、動力噴霧器の使用方法や自動洗浄機の使い方などを、実際に体験しながら学ばせて貰いました。
このように大変多岐にわたる内容の研修を受けた新入職員からは、「現場のリーダーによる実践力につながる研修はとてもためになり、今後の研修を受けるうえで、役に立つ知識を習得できました」との声が聞かれました。